生活保護は、仕事をせずとも健康に暮らすための費用です。生活保護費を貯めてお金持ちになろうとする人がいたら、不思議に思うでしょう。
会社員が受け取る毎月の給与は、会社が社員に対して、1ヶ月きちんと働けるようにコンディションを整えるために必要な分のお金です。
仕事の中身や実績ではなくて、年齢が上がれば給与が増える年功序列制度が使われている理由はここにあります。年齢が上がれば、結婚して子供ができて、生活にお金がかかるという前提があるから、年齢の高い人は1ヶ月きちんと働くためにかかるコストが高くなるため、給与も高く設定されているのです。
給与を貯めてお金持ちになろうとするのは、コンディションを整えるために必要なお金をそれ以外に使う(貯める)ことなのです。これは会社からすれば、想定外の行動です。会社が求めているのは、もらったお金(給与)を全部使って、コンディションを整えて、毎日職場に来て、高いパフォーマンスを発揮してもらうことです。
要するに、普通に生活して、買い物して、仕事のストレスを発散したら、お金は残らない。
給与を貯金するというのは、本来使うべきお金を使わずに、お金を貯めようとする行為であり、大変な思いをするのは必然です。
働いて、貯金するためにいろいろな我慢をして、お金を使わずに生活しても、貯められるお金はそんなに多くありません。
会社員のままお金持ちになる方法は、2つです。
1.仕事のパフォーマンスを維持するコストを下げること
具体には、
ストレス発散にお金をかけない
スーツ、腕時計にお金をかけない
住居費にお金をかけない
外食を減らして自炊する
こんな感じで本当に地味な行動を執拗に繰り返すしかありません。
2.共働き
これが最強ですね。
入ってくるお金は2倍、
2人で住めば家賃は半分、
2人で食べるなら、自炊も頑張れる
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