生活の中に余白を作る

ただ忙しく作業をし続けるよりも、生活の中に余白を作った方がいい。そのほうがいい結果が得られる。

第一に、内向的な人は疲れやすい。
だから余白をつくって、強制的に休む。少し休むだけでも気分は良くなるし、頭もすっきりする。

第二に、何もしていない時間はなにもしてないわけじゃない。
何かに意識を向けて作業するのは意識的な働きであり、これが自分の意思でできることであるが、手を止め、何もしないでいる時、頭の中は入ってきた情報を整理している。
ただ、無意識だからそんなすごいことが頭の中で行われていることには、気がつかない。
ぼーっとしている時に何かを急に思い出した経験はないだろうか?
これはまさに無意識下での頭の働きによるものである。

内向的な人は、情報を受け取りすぎてしまう特質を持っている。普通に生活しているだけで、十分すぎる情報が入ってきてしまう。
だから頭は常にそれらを処理する必要に迫られているわけだが、意識して作業する時間が長すぎると、無意識下での情報処理ができずに、頭のパフォーマンスが下がるのである。

私の場合は、朝の仕事を始める前に、20分くらい何もしない時間をつくると、そのあとのパフォーマンスが高くなる。

生活の中に余白を組み込むことは、高くジャンプする前に深く屈むのと同じようなこと。


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