脳の使い方はデフォルトモードと集中モードを使い分ける

義務教育の弊害だと思いますが、脳の使い方に関しては、あまりにも「集中モード」が重視されている。
集中力を高める方法とか、より効率的に作業する方法とか、とにかく集中することが良いといった感じ。
しかし、何かに集中することは単にそれ以外を見えなくしているに過ぎない。まるで太陽の光を虫眼鏡で集めるように意識を集めているだけ。計算とか、時間をかければいつかは終わるような作業をするのに適したモードだ。

発想、ひらめき、新しいアイディアを出すためには、考えているようで考えていないような、ふわっとした感じの頭の使い方が必要になる。実は脳のデフォルトはこのモードである。脳は情報を結びつけて関連させ、意味を持たせ、ひらめきを得ることが得意である。しかし、この脳の働きは「集中モード」と同時に行うことができない。だから意図して「デフォルトモード」で脳を働かせる時間を確保した方がいい。

集中モードばかりの脳の使い方をしていて、行き詰まっているのであれば、脳をデフォルトモードで働かせる時間を増やしてみると、良い解決策が思いつくことがある。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA