自信をもつ方法についての具体的な提案

仕事をする上で、自信を持つことは大切だと言われる。たしかに、自信なさそうな声で説明をされたら、こっちが心配になる。
だがしかし、どうやって自信を持てばいいのだろうか。どんな状態になれば、自信を持ったといえるのだろうか。

働き始めて、数年の頃は自信を持つことはむずかしい。わからないことだらけで、できないことばかりだからだ。
上司に教わらないと仕事も進められない。そんな人間が自信たっぷりだったら、むしろ気に障るだろう。
しかし、若手でも、外向的な性格で、ある程度の自信を持った人間の方が、上司から見れば仕事を頼みやすいし、ミスを指摘しやすい。つまり、扱いやすいやつだと思われる。程よい自信を持ち、前向きに仕事に取り組むやつは、なんだかんだ可愛がられて、仕事を与えられて、仕事を覚えていく。

だが内向的な人間は、小さなミスで自信を失い、仕事に対してだんだん後ろ向きになっていく。さらに、そもそも人付き合いが苦手に感じている場合は、上司からしても扱いづらいと思われている可能性が高い。結果的に、あまり仕事を与えられずに仕事を覚える機会を失ってしまう。
だから自信を持ち、仕事に対して前向きになることが大切になるが、そもそも仕事ができないのに自信なんて持てるわけがないというのが常識的な考え方だろう。


ここで、一つの提案をしたい。仕事ができることが自信の絶対条件であると考える必要はないのだ。自分には生まれながらにして絶対的な価値があると考えて欲しい。

日本に生まれた人間は、生存のためのハードルが著しく低い。優れた医療サービスを格安で受けることができるからだ。だから、生きていることが当たり前だと思ってしまう。
しかし、野生動物はその存在によって自らの価値を証明している。今生きていることが、生存競争を勝ち抜いてきた、自らの強さの証明に他ならない。
人間も同じだと思う。その命自体に尊厳と価値が溢れている。

だから、仕事ができなくても自分自身に価値を感じ、今生きている自分のことを誇りに思い、自信を持って、仕事に前向きに取り組んで欲しい。仕事は、数をこなせば必ずできるようになる。一つ一つの失敗を深刻にとらえず、次に活かせるような学びを得ることを繰り返せば仕事を覚えて、仕事ができるようになっていく。


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