自分と他人の要求どっちを大切にしているか
優しく、他人思いの人は他人の心と要求をとても繊細に感じ取ります。相手の心を察して、思いやることができる反面、思いやり過ぎてしまい、自分を大切にするよりも、他の人のために何かしてあげることを優先させてしまっているかもしれません。
自分<相手の要求
になっていませんか。
この状態が悪いわけではありません。ただし、この状態が長く続くと、あなたは自分のことが大切に思えなくなります。
過度に相手の要求に応え、自分を犠牲にすると、何かをしてあげた相手が喜ぶことが、自分の拠り所になります。
しかし、自分が相手の要求に応えてあげた時、相手が喜んでくれるとは限りません。この報われない思いはあなたにどう作用するのでしょうか?
あなたの価値を相手の反応で評価するようになった状態で、自分のやったことが相手に評価されない時に、自分は価値のない人間だ思う時が来ます。なぜなら、相手が喜ぶ時に自分の価値を感じることが習慣になっているからです。つまり、逆に相手に依存しているのです。
自分の価値を感じられるようにする方法
相手に何かしてあげて喜んでもらえた時に自分の価値を感じる習慣は一旦お休みして、自分は今のままの自分が十分に価値があると感じられるように努めるべきです。何かがあるから価値があるのではなく、自分そのものに価値があると考えればいいのです。
やっと本題に入ります
自分の価値を感じられるようにするための超具体的方法
あなた自身が自分のことを大切にしていると、あなた自身に示すために、毎日三十分、自分のための時間を持ってください。家族からの要求も仕事の責任も、他人の要望もあるかもしれませんが、一番大切にすべきはあなた自身です。30分だけでいいので、毎日自分を一番に大切に扱う時間を持ってください。その30分は何もしてもいい時間です。瞑想とか、好きな小説を読むとか、ただゆっくりするとか。
自分自身に自分を大切に思っているということを行動で示してください。習慣化する過程で次第に罪悪感は少なくなり、心がゆっくりと満たされる時間に変わり、あなたは自分の価値を強く感じられるようになります。
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