幸せの鍵はセロトニンとドーパミンのバランスを取ること

幸せって、セロトニンなんです。
何かを達成した時や勝負の時に出るのはドーパミンです。多くの人が陥っている罠が、ドーパミンを基準に行動すること。ドーパミンが出ている時、体はストレスを感じています。

ストレスを感じている時、よく動けるように心臓も良く働きます。しかし人間の体は、長時間ストレスにさらされることが苦手です。ドーパミンを使っての活動には限界があるし、疲れる。だから、ドーパミンが出る行動は意図的に減らすべき。

その代わりとして増やしていきたいのはセロトニン。例えば、朝日をみて爽やかな気分になればセロトニンが出るし、ペットや親しい人の触れ合いでセロトニンが出る。癒しを感じた時に得られるがセロトニン。
幸せを感じるための手段は2つあるが、ドーパミンは持続不可能で、セロトニンは持続可能な幸せ物質。

毎日ドーパミンを出していると体は疲れてきます。疲れた体はドーパミンが出ないと働かなくなり、カフェインや、より強い刺激、ストレスに頼ることになります。そうして疲労が蓄積していくのです。私は仕事が忙しくなってくると、どうしてもドーパミン的幸福(仕事の目標達成、コーヒーを飲んで覚醒、興奮を伴う映画等)を求めてしまいます。しかし、その後にやってくるのは圧倒的な疲労感。


一方で、セロトニンによって得られる幸福は体に負担が伴わない。朝日は気持ちがいいものです。朝日を浴びて幸せを感じる時、体に負荷がかかっていない。セロトニンによる幸せ獲得こそが持続可能な幸福なのです。


ただし、ドーパミン的幸福が悪いわけではありません。ドーパミンが出ている時、全力で仕事をしている時、楽しいことは事実です。幸せを得る手段がドーパミンに偏りすぎることが問題なのです。

解決策は簡単なことです。2つのバランスを取ればいいのです。
私は、1週間を1サイクルとして、平日はドーパミン的幸福を追い求め、休日はセロトニン的幸福を得られるように行動しています。これくらいが頑張るとリラックスのちょうどいいバランスだと思います。

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