情報過多を避けるために、情報の質を上げる

内向性が高い人は、感受性が豊かな傾向にあります。その場の気温、湿度、人々の感情的気配等を察知できます。常にたくさんの情報を得てしまうので、大体いつも脳がパンク寸前になっています。だから、自分の認知のリソースを割り当てる対象を意図的に選別する必要があります。
疲れやすかったり、自分に体力がないと感じる人は、自分が意図せずたくさんの情報を収集していることが原因です。

外に出かける時、不要な情報を遮断する1番効果がある方法はノイズキャンセリングイヤホンの使用です。不快な音(無駄な情報)が耳に入らなくなるだけで、認知のリソースの無駄遣いが減り、疲れづらくなります。
自宅では、なるべく何もせず、無音の空間で過ごすと疲れがとれます。
SNSも基本的にやめた方がいいです。感受性の強い人は、普通に生活しているだけで基本的に情報過多なわけですから、さらなる情報を求めてSNSを開くことは、より疲れる結果を招きます。

感受性が強い人が取るべき基本戦略は、質の高い情報に触れることです。情報収集力が高すぎて情報処理能力が追いつかないことが問題になるので、その解として、情報の量を減らして、質を高めるべきです。それに、SNSというのは基本的に情報の質は低いです。質の低い情報に限られた認知のリソースを割り当てるのは、非効率的です。
感受性が強い人は、質の高い情報から本質的な意味や価値を見つけ出す力を持っています。この力を活用できれば、情報量で劣っても、持っている情報の価値の高さで他の人を圧倒できます。


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